今年の春というのは、暖かくなるのも早かったしよく晴れて空気も乾燥するという、我が管理下の植物たちにとってこの上ない好条件だったのではないだろうか。
何しろ気温でしょうなぁ・・外が0℃以上になる時間が少しでも早く到来すれば、室内ではもう生育が促進されて水やりの管理も格段に楽になる。鉢植えの多肉やサボテンですらそれが実感できるのだからチランジアなんかはさらに好都合なようです。
そんな4月、変化が訪れたのは今年もあの品種でして、、ムーンライトの1号株。2018年に2代目が開花し翌2019年に子株と種と両方の出現を短期間に成し遂げた株です。
・・・なんかにわかに充実して存在感を放っている気がしてきました。
と感じて大きな成長点の中心に目をやると、出た!
下旬とはいえ4月に花芽って、、今まであったかしら。前回2代目1号の花芽発生は5月に入ってからなので、やはり今年はちょいと早いようです。
ところでこれってどの株だったっけ、2代目の2号か?とすっかり記憶が薄れているムーンライト・・2年前の2019年には次世代への更新の情報ばかりで花に関しては2号株と交錯してしまう。
しかしよーく見るとコレ、2代目の花芽のすぐ手前にあるヤツじゃん、、、
ということは3代目なんですね?そこで写真の記録を辿ってみれば・・・ああ2019年に発生した子株がもう開花なのかッ。
確かその年の秋に2代目の3号が出来たとかあったけど、この3代目1号は発生の時以来、一切気に留めることなく撮影することもなくこの大きさになってしまった。それにしてもたった2年で花の周期が訪れるものなのかムーンライトは・・・2代目も発生から2年で花、初代と同様に種と両立する形で。
イオナンタ系とか他のチランジアにもこのような性質があったならと感じざるを得ないが。。とにかく子株が増えようと種が作られようと、月光祭りの日程に狂いはないのですッ。