多肉もサボテンも、面倒なのは植え替え作業によるものだけなので、落ち着いてくればただ静かに眺めていられ、やっと平和な日々に戻れてホッと一息。。気温も安定してきて今まさに、温かい目で彼らを愛でておる君取です。(そんな時期に日照不足問題が毎年浮上するのが心苦しい点ではあるが・・・)
今年の植え替えは株の数がいつになく多かったので、日にちが近付いてくると連日シミュレーションを脳内で行って段取りをいい感じにしてみました。この手間を考えると、土のいらないチランジアは本当に神だわァ。
しかしそうやって万全を期したつもりであったが、思いがけぬ小さな突発事項も発生。それは植え付けの前に発覚したのですが・・・鉢から抜いた株たちを一か所にまとめておいたところ、一陣の多肉たちにウチワサボテンからのトゲの洗礼が襲いかかり、
気付けば熊さんの大事な手に↓
刺さっているではないか・・・!
これは黄斑の方の熊童子さん(黄クマ)。この肉厚な葉に食い付くとは、翁団扇と金烏帽子とどっちなのかしら、、白っぽいからジイジの方か・・・。意外と刺だらけなのよ、あの方も。。ずっと多肉と思い込んでいたせいで見過ごしていたけど、実はものすごく刺がびっしり。
そしてさらにひどいことになっていたのが・・・
ヒマラヤさんの数少ない葉っぱに!!この刺さり方はヤバそうではないかッ。
こっちは金烏帽子の細かいやつが、うまいことハマってしまっている・・・。ここで知った金烏帽子のトゲの威力。確かに手で少し触っただけでも刺さりまくっていたから恐ろしい。どうも返しのようなものまで付いているらしく、とにもかくにもまず刺さらないようにする必要がある。ということで植え付けの際には、広告や新聞紙などのやや堅い紙で株をくるんでやりました。はぁ・・何という攻撃力・・・。
それより、またヒマラヤを植え替えたのねっていう話なのですが。前回の植え替えから1年、あまり調子が芳しくなかったし水持ちの良い土に早く替えてあげたかったのもあって、手を加えてみたのですがね・・・刺なんぞを喰らってしまって大丈夫なのだろうか、心配は募る。。。
多肉とサボテンの株を、ただまとめておいた段階では特に何も起こらなかったことと思いますが、紙の上に置いた全部の株を一斉に移動させようと、途中で紙ごと運んだ時に株同士が一時的に折り重なってブスッと刺が・・・いやぁ、何が起こるかわからんわ、世の中。
というかウチワサボテンって最強なんじゃ・・・?これを窓辺に配置しておいたら、それだけで防犯ではないですか。少しでも触れようものなら、全身にけっこう厚めの服でもまとわない限りこの細かな刺がいつまでもいつまでもまとわりついて・・・どけてしまえばそれまでだけど、トゲ対策をしているだけでも時間がかかって仕方ないから泥棒には面倒なことこの上なし!になるし。なかなかいいぞぉ。
今後は、自分及び他の植物たちにも刺さらないように気を付けるのが必須だなっと。