寒さって残酷ですよね。
ああ触れたくはないけども、ついひと月ほど前まではあんなに美しく生長していたあの方が、まさかあの方に限ってそんな事態になろうとは・・・。
テクトラムに次ぐ第二の被害者チラ、は・・・
そう、あのふかふかの伝道師、マグヌシアーナさんなのでした。。。
こんな色に変色してしまった画は、普通は載せないでしょう。しかしここはあえて登場させました。寒さに当たったチランジアはこんな風に変貌しますよ、と。
ちょうど凄まじい寒波がやって来た2月の初旬、最初は真ん中の葉の一部だけがこのような色になっていました。今さら紅葉かしら・・・?と訝しがっていたら、数日で周りの葉にも同様の症状。
その時脳裏に浮かんだのが、今は亡きストレプトフィラの最期の姿です。あれは2008年のことだったか、このマグヌシさんのように、2月になって急に中央の葉から黄色くなり始め、枯れていったのです。
あの時は、寒い時期にありながら無理に水を与えたための失敗だと学びましたが、今回はさほど水を与えずこのような事態に陥りました。これはもはや・・・限界だったのか。
そしてそのストレプトフィラの記録をたどると、意外なことに共通項を発見しました。それは、ストレプトフィラも寒波が襲来する直前まで元気よく発根し、「真冬なのに・・・?」な状況だったこと。
よく聞くのが、酷な環境にさらされると花芽をつけるとかいうものですが、もしかしたら発根も危険なサインが含まれているのかもしれない。生長期で調子がいいとその場に根付こうと根を伸ばす・・というのが発根の一因ではあっても、それだけではないのかも。雑草として生きる野生のチランジアからすると、風に飛ばされてより良い環境で根付こうとしても、もうそろそろ命そのものがヤバイからここから動かないぞ、的なことも考えるのでは・・・?てか意思があるんだろうか、この方々。。
すぐ近くにいるダイソー産ハリシーなどは、全く傷むことなくむしろ好調。・・どうなのよ、寒さのせいなの?それとも株の生命力?