チランジアの直射日光大好き組は、放置しても安心して育てられて助かるわァ。強風にだけ注意すればいいのだもの。生育期の屋外栽培がすっかり病み付きになりました。チラの全種類が直射でオッケーだったら楽なのになぁー(これ以上まだ楽する気か!)・・・。
今年はアルビダとベルゲリの場所を入れ替えるだとかいうこまめなチェックもせずに、季節によって日の差し込む角度が自然に変わってくるのに任せて吊るす位置をずっと固定していました。
そうしたら今年のアルビダさんは去年ほど生長が著しくなく、いつもの(通年室内の頃からの)大人しい感じでした。成長点をかじられたのも響いてるのかしら。弱ってはいないからまぁいいのだけど。
アルビダとベルゲリを一緒に外に出してみると特徴に違いがあって面白い。ベルゲリさんの方が寒さに強いだけあって、両者の適温の範囲が微妙に差があるようです。真夏の気温になるとアルビダさんが活気づき、やや涼しくなるとベルゲリが喜ぶ・・・というのがわかりやすい点。
両方ともに軒下のクモがたかるわけですが、かじられるのはアルビダだけです。クモはどうやらふわふわのトリコームが好きらしいです。この夏は木の枝とチラとを結んで、本格的に巣を張っていました。しかし見つける度に破壊してやったので、最近はクモも「ここに糸を張るとひどい目に遭うな」と学習したのかちょっと遠慮しています。ここはまめにチェックしないと。
そうやって護衛してきたチラ達、今年は春の間に、ベルゲリさんがいつになく動いています。
もうこれは一目でわかるでしょう。新芽がすごいのなんのって。
これは6月の終わりに撮ったもので、4月からの2か月でこれだけ生長したことになります。4月の気温が低い当地域においてはなかなかの結果です。アルビダとテクトラムは気温がかなり高くならない限りは毎日霧吹きなのだけども、ベルゲリさんだけは乾燥しがちのため、気温がかなり低くならない限りはジャブジャブ水をかけています。雨の日は霧吹きで控えめにし、とにかく翌日の朝までに乾くように計算しておけばいいかなと。
親株から外れた子株も同じ管理だけど、いいのかしらこんなにスパルタで・・・。でもでも、春には子株ちゃんも親株と同様、葉先が少し紅葉っぽくなっていたのですよ。大丈夫、きっとこの仔もタフなはず!