おとなしくしていると、強引な奴らに会話の主導権を握られ、誘導尋問にかけられて危険です。今まで何人かいましたが、鬱陶しかったわァ。
話のネタが少ないんですよね、そういう人種は。節操がなく注目が集まりそうな話題にだけ乗っかり、色々なジャンルに顔出しして自分からは一切発信せずに仲間入りしたかのように振る舞いつつ、情報は集めることしかしないで周りを自分のためだけに利用しようと常に考えています。
奴らは自分の役に立たない人の前では、ただただ「自分って正しいよね、そうでしょ?」と有無を言わさず従わせ、確認してばかりいます。
もうくどいよ!と思うほど何回も「○○(お気に入りのタレントなど)って、ほんとカワイイよね」と連呼するのでだんだん面倒になり、そのうちイライラしてきて可愛さも半減してしまいます。でもここで「何回言うの?わかり切ってるでしょ」と言おうものなら、「あれっ、なに嫉妬してんの?心が狭い人だね」と返してくるのは間違いない。うわァ、話をすり替えやがった!私はその対象のことは好きだというのに!そうじゃなくてアンタが問題なんだけど~。連呼という行為を注意したかったんだけど~。
ああ罠だ。ワ・ナ。適当に生返事するしかなかったわァ。この手を使う人間は極端に主体性がないものだから、物事を表面上でしか判断しないのもまた厄介。人には肩書きや今現在の注目度だけで接近する距離を決め、持ち物は流行っているかどうかやブランドの名前だけでそろえようとする。
そこで私が一回でもブランドの物に興味を示さなければ、「ふーん、ブランドが嫌いなんだ」といつまでもそのことを覚えていて、いいブランドの商品を私が絶賛していたりすると「え、ブランドには興味がないって言ったでしょ」と排除にかかる。なんでそうして白黒はっきりしたがるかなぁ、そんな些細な一場面で私の人格にまで話を広げるとは。ブランドには「こだわらない」というだけだし、ブランドでもそうでなくても、いい物はいいし好きな物とそうでないものとは出てきて当然なのに、なぜそれがわからないかなぁ。
だいたい人に関しても、金持ちでも貧乏人でもいい人悪い人と両方いるし、どっちであろうと自分に合うものは合うなんてことは当たり前。それをブランドだの何だのとどうでもいい枠を作って人を惑わしやがって、アンタとは違うんだよッ。話の焦点を「枠を超えた個人の好み」にしないで「枠にとらわれている自分に同調するかどうか」にレベルダウンさせるなっての。
あー思い出した。親しい人との接し方の定義を根本から間違っている場合も多い。年がら年中、ベタベタくっついて行動を共にしていればそれで仲良しと勘違いしていた人にも参ってしまいます。
私は一人でいる時間と人といる時間とを有効に区別したかったので、「一人で行動していると変だと思われるのもおかしいよね」と私がつぶやいたら、またいつまでもそれを覚えていて反撃されました。学校に通っている時などはグループになって何かをやる場面はけっこうあって、絶対にグループを組まなければならないという中で信じられないことに「えっ、一人がいいんでしょ?」と訳のわからない論理を突き付けられたのにはあ然でした。
自分に都合さえ良ければ勝手に付きまとってくるし、使えないとわかるとこっちの過去の言動を用いて筋の通った理論を作り上げる人種なんだなぁ。こちらが「接する時間を超えた人とのつながり」を説きたかったところを、「変わり者扱いされながら常に一人で行動する人になれるか」に話の焦点をねじ曲げられました。群れずに一人行動している人をそんなに後ろ指さして、何が楽しいのか理解できません。
いずれもその場で真意を話すとなると膨大な言葉が必要になり、正しいことを言っているのに言い訳がましい姿をさらすことになると。ある意味、どうやったらそんな風に悪知恵が働くのか不思議で仕方ないです。