この品種はジュンシフォリア(T.juncifolia)です。カピタータ・ピーチさんと同時に無印良品で買いました。
その場にはジュンセア(T.juncea)もあり、見比べてみたもののはっきりとした違いはわからず。ネット情報で調べた強健種リスト(自分調べ)には聞き慣れない種類だったので買おうかどうかずいぶん考えました。(値段がネックで・・・)
でもその場限りの出会いかもしれないし、よし、どっちか一つを選んで帰ろう!と決意。よく見るとジュンセアの方がいくぶん葉の数が多く、大きくなるのかな?それとも年長さんかな?と想像を巡らせ、大きくなるのは遠慮したいかなーという理由でこちらを選ばせていただきました。
そして帰宅後さっそくパソコンにて情報収集。が・・・なかなか検索にヒットしないではないですか。試しにジュンセアの方も当たってみたら、これもまあ他の普及種ほどは情報が溢れていない。けれどちょっとだけジュンシフォリアよりメジャーなのかも・・・。
そんなこんなでなんとか得た知識によれば、どうやらジュンシフォリアはジュンセアの変種らしい、ということ。ジュンセアの方が少し大きくなるとかで(ちと勘が当たったぜぃ)、生長も速いそうです。
花の色はよく見られる紫色らしいのですが、どこかで白だとかいう情報もあったなぁ。イオナンタなんかと同じで、基本は紫で時々白いのがあるってことかな。
日本のサイトにあまりにも登場が少ないものだから、仕方なく学名のT.juncifolia で海外のサイトも一通り回ってみましたよ。
色々な国が出て来ました。ドイツ語、イタリア語、スロベニア語、ポーランド語、ロシア語、タイ語、エストニア語・・・主にヨーロッパです。Googleの翻訳ボタンをクリックしてみましたが、なんかメチャクチャで面白かったわァ。
ということで手探り状態で育てております。うちって変種がけっこう集まってくるのかもしれない。うちにいるトリコロールさんもどうやら、メラノクラテルとかいうものみたいだし。
イオナンタも本家は長く育たない、のにコルビーさんは元気いっぱい。カピタータの件もよくわからないし~。
よくよく考えてみると、変種って言葉も変ですよね。人間が決めた定義から外れたものということで、普通に自然界で起こっている変化を特殊なことみたいに位置付けています。
変種も生き残るための策かもしれないです。植物は自分では動けないから風任せでしょうけど。じゃあ人間も、変種みたいになれってことかしらァ。